前野公認会計士事務所は、税務、経理、経営相談のサービスを提供する天王寺駅近の会計事務所です。

　経営理念、会社内外の環境、戦略、計画数値等の作成と文書化のお手伝いを致します。以下のようなご要望に従ってオーダーメイドでご支援をさせていただきます。

予算管理は経営管理の出発点

　 「経営は飛行機の操縦と同じで、コックピットに座り、目の前にある計器盤を見ながら、高度や速度を確認し、操縦しなければ、経営にはならない。」とは、稲盛和夫氏の著書にある言葉ですが、まさしく、予算と実績の比較は、もっとも基本的な「計器盤」のひとつといえます。
　月次決算は、それ自体では意味のある数字ではなく、たとえば前年同月比など、必ず何かの数字との比較で見て行きます。そして、その比較が「予算」との比較であるなら、目標までの進捗度を測ることとなり、さらに意味のある数字となっていきます。
　「予算」は目標なしでは策定することはできません。予算を立てるということは、すなわち、目標を立てて、経営を進めていく、ということであり、もっとも基本的なマネジメントの原理を実践することでもあります。
　当事務所では、この「予算」策定をお手伝いし、また、組織で自律的に予算策定と管理を行うまでのご支援をさせていただきます。
　

原価計算に正解はない

　製造業に携わられているクライアント様にとって、正しい原価を計算する、というのはとても頭の痛い問題です。
　・計算に時間がかかる
　・算出された原価にいまひとつ信頼が置けない
　・ウチは正しいやり方になっているのだろうか
　そんな思いに囚われながら、だましだまし計算をしているという状況では、自信をもった経営を行っていくこともできません。
　当事務所では、製造業のクライアント様向けに、原価計算の仕組みの設計のお手伝いを行っています。教科書的な計算方法ではなく、会社の実態に合致し、かつ所要コストをおさえた最善の方法をご提案し、現実的な運用を念頭に置いた計算プロセス設計のご支援を致します。

　IT投資の巧拙が、会社の将来を左右すると言われはじめてから久しいものの、いまだにベンダーからトップセールスを受けて、検討に時間をかけずに多額の契約を決め、短期間で一気呵成にシステムを構築しようとして、失敗するというケースが見られます。 開発にお金はかけるけれども、現場キーマンの労力と時間のコストはシステム開発にかけない、という実情にあると、現場にとっては非常に使いづらい、また、ビジネスの現場には対応できていないシステムとなってしまうこととなります。
　少額の投資でいかにビジネスモデルに密着した、効果的なシステムを作るか、開発に着手する前段階での検討自体に時間と労力をかけるべきと考えています。
　当事務所は、IT投資に悩める社長様、ご担当者様にとって、様々な失敗要因を回避するための企画、開発の進め方、プロジェクトのあり方についてのご相談を承り、かつ、各業務に求められるシステム機能の特定、設計についてご支援をさせていただきます。